【MfYS】ストーリーがあるか?

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Mail from Yamato Suga
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須賀です。

あなたが、コミットしたけどやっていないことって、なんでしょうか?

コミット、つまりは、やると決めたことです。
年初に設定した目標って、達成したでしょうか?

ほとんどの方は、達成していないと思います。
そもそも、年初に目標設定すらしなかったかもしれない。

実を言うと、僕もそんなひとり。
目標設定したような気もしますが、内容は覚えていない(笑)

年初に設定した目標を、1月15日には忘れている、
もしくは、毎日やると決めたことでも、1月15日にはもうあきらめている、
なんてデータもあるらしい。

まあ、でもそんなもんですよ。
普通は目標達成なんてしません。
普通はね。

高額なセミナー代金を払って、時間を作ってどこかのセミナーに参加したとしても同じこと。

ミッションを明らかにして、
ビジョンを創りだして、
そこに至るまでの目標を設定して、
詳細な行動計画を立てて、
日々の行動に落としこんで、
毎日やるとコミットメントする。

お金と時間をかけて、エネルギーを高めて、
この一連の流れをやったとしても、
ほとんどの人は、現実に戻ると、日常に帰ると実行しないものです。

どんな種類のセミナーでも、目的は参加者の<意識改革>と<行動変容>を促すことですが、
<意識改革>、要は考え方に変化を起こしたとしても、
<行動変容>まではつながっていないんですよね。

「あとはあなたの問題だから、自分でやってね」って感じ。

いろいろセミナー運営のお手伝いしてますから、やってるかやってないかってことは、だいたいわかります。
(だけど、これは参加者のモチベーションの問題だけだとは言い切れない、と思う)

それから、あるセミナー講師の方に実際に聞いた話です。
僕はこう質問しました。
「プログラムを購入した人の中で、実際にそれをやる人ってどれくらいですか?」
彼はこう答えました。
「10%くらいです。やれば結果が出るのに、みんなやらないんですよね…」

???

10%ですって。

この確率、自分に置き換えても一緒じゃないですか?
やると決めたことのうち、実際に行動に移して結果を出したのって、10%くらいなんじゃないでしょうか?
(僕の実体験も含めて、たぶんそう)

で、なんでだろうと、最近ずっと考えていたんです。

やる人とやらない人の違いはなにか?
やるときとやらないときの違いはなにか?

答えのひとつは、
裏切れない人を巻き込んでいるかどうか
です。

これはいろんなセミナーでよく聞くやつ。

配偶者や恋人、子供、尊敬する人、師匠、メンター、コーチ、そういった人に、
「必ずやります!」
って宣言したら、
「なんとしてでもやる!」
っていうエネルギーが湧く人もいます。

この方法に効果がありそうなら、試してみればいいでしょう。
やってみる価値はあると思います。

ただし、これは愛・所属の欲求(愛とつながり)と力の欲求(自己重要感)のどちらも高くないとハマらないかもしれません。
僕は力の欲求は高いけど、愛・所属の欲求が低いので、この方法はイマイチだなと感じるタイプの人。

で、答えにはもうひとつあります。
僕にとっては、こっちのほうがピンとくる。

それが、
ストーリーになっているかどうか?
です。

ネタ元は、『ストーリーとしての競争戦略』という本。
経営学の本で、企業の競争戦略について書かれています。
2,800円もします。 500ページ以上あります。

それでもなんでこの本を買って、読もうと思ったのかというと、
以前に長倉さんと原田さんの『プロデュース力養成講座』を受講したときに、原田さんが「読んだほうがいいよ」と言っていたから。 買ってはあったんですけど読んでなくて(500ページですからね)、でも、ふと読まなきゃと思って読みはじめたわけです。

読みはじめたらハマります。

3分の1ぐらい読み終えましたけど、
「そういうことだったのか!」
って感じ。

これを読んでいてわかるのは、僕も含めた多くの人は、
目標が「静止画」になっているってことなんです。

「理想の一日」をイメージして書きだしたことがある人もいるかもしれませんが、
それもあくまでワンシーンですね。

それはそれでいいとして、
ストーリーになっているっていうことは、
目標達成にいたるまでの道程が、一本の「動画」になっているってことなんです。

現在地から目的地までどんなルートを通るのか?
その中でどんな出来事が起こるのか?
つまりは、ロードムービーのシナリオが必要なんですね。

未来のことはわからない、と思うかもしれません。
でも、そこは戦略ですから、イメージを現実のものにするっていう積極性が重要。

ストーリーを実際につくろうと思ったら、時間がかかるでしょう。

でも、作ってみたら、目標が現実的なものに変わるはずですよ。
そのために必要な行動を取るための、心理的なハードルも、きっと下がる。

これまでのように、目標達成のために、日々やるべき行動にコミットしてつづける、っていう方法に効果がなかったとしたら、ストーリーを考えてみてはいかがでしょう?

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