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有刺鉄線バトルの意外な意味

投稿日:

 
須賀です。

有刺鉄線って、買ったことありますか?

刑務所の塀の上のほうに張り巡らされる
鋭いトゲのついた、あの線です。

もしかしたら、家畜を飼っていたり、
家から離れた土地に管理地をもっていたり、
プロレス関係者なら、自分で購入する
経験もあるかもしれません。

普通に生活していたら、購入はおろか、
触れる機会もほとんどないものかも。

でみ、この有刺鉄線の発明が「人類史」に
ちょっとした役割を果たしているとしたら、
興味深いと思いませんか?

有刺鉄線って、土地の境目に張り巡らすもの。

ということは、どこまでが自分の土地か、
ってのを表現しているのですよ。

この柵の内側は自分の土地だから、
勝手に入ってくるなよ、ということ。

また、家畜に対しては、この柵よりは
外に出ちゃいけないよ、ってのを無言で
表現するわけですね。

これが最初に導入された場所が、
今のアメリカ合衆国です。

アメリカのなんとかさんが有刺鉄線を
発明して、西部開拓時代にめちゃくちゃ
売れたらしい。

でも、不思議に思いませんか?

アメリカの土地って、そもそも、
誰のものだったのでしょうか?

所有権は誰にあったのか?

ネイティブアメリカンでしょうか?

そうかもしれませんが、彼らだって、
自分たちの集落の周りを把握している
だけであって、その土地を「所有している」
ってのとは違ったはず。

大地の実りをいただいている、
みたいな感覚だったでしょうし。

どっかで誰かが、西部のあの辺の土地は
オレが所有している、と主張した。

ただし、その人は東部に住んでいるので、
実際に土地を「管理」することはできない。

だから、やろうと思えば誰でも好き勝手に
その土地を使うことができたのですね。

農業してもいいし、牧畜しても、酪農しても、
好きに使えたということのようなのです。

ここで、土地の所有と支配が分かれたのだそう。

所有している人は、支配する人に使用する権利を
与えたとか、そういうこと。
(そもそも所有をどう決めたのか?は謎)

土地の所有者は管理者から使用料をもらえれば
OKって感じです。

日本では、ずっと昔に、墾田永年私財法ってのが
ありましたよね?

自分で開墾した土地はあなたの財産として
いいですよ、というような意味。
これはまあまあわかりやすい。

でも、このときって、土地は朝廷のものっていう
共通認識がすでに埋め込まれてたのですね。

で、アメリカでは、この境目に引くのに
有刺鉄線が有効だったというわけです。

それまで、木で柵を作ったりしていたのが、
ずっと簡単で効果的になったというわけ。

木で柵を作るのって、手間で時間かかるでしょ?

有刺鉄線なら、ポイントに打った杭の間に
巻いていけばいいだけなので楽なのです。

この発明のおかげで、土地の所有って概念が
より明確というか鮮明というか、土地が
財産であるみたいな認識が強くなったらしい。

(受け売りでうろ覚えなのでザックリですが)

ポイントは土地でも有刺鉄線でもないのです。

ここからわかることは何か?ってこと。

その答えのひとつは、
ルールを作った人が強い、
みたいなこと。

ビットコインでもそうですよね。
こういうルールで新しい通貨を作ります、
って言って、流通させられたらOK

初期のころに気づいてマイニングしてた人は
必然的に大金持ちになるわけです。

二番煎じ、三番煎じが次々出てくると、
残念ながら詐欺的になってしまうのですが…

楽天でもAmazonでもメルカリでも同じ。

こういうルールでこちらのサービス使えます、
ってことで合意する人が多くなればなるほど、
ルールを作った人が必然的に強くなるのですね。

じゃあ、それを自分たちの身近なところまで
落とし込むとどうなるのか?

そのヒントをこないだ聞いてきたのですが、
ちょっと長くなってきたので、今日はこのへんで。

では、また。

 

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