冬至と節分が意味するもの

須賀です。

最近、暦の勉強もしています。

暦=こよみ、です。

こよみ、という読みをしたときには、
だいたい旧暦のことを指しますよね。

旧暦といえば太陰暦です。
月の満ち欠けを元にしたもので、
新月の日が一日になり、二十九日か
三十日が月の終わりになる。

旧暦では今年の1月25日が元日でした。

中国や韓国では、この日が「お正月」
日本のお正月行事的なものは、この日から
スタートするわけですね。

日本でも、明治以前はそうでした。

新月、上弦の月、満月、下弦の月を
生活のリズムの中心に置いていた。

なぜか?と考える、というか、
思い出してみると、というか、
感じようとしてみると、わかるそう。

特に女性は「体感」している。

いわゆる「月のもの」が、だいたい
29.5日周期、つまりは月の満ち欠けと
同じタイミングでおとずれる。

現代のように電気のなかった時代は、
月経は新月か満月のタイミングで
くることが多かったんだそうな。

なので、かつては「満月の日は休み」
って会社(?)が普通にあったとか。

ま、それくらい、月のリズムに
ヒトの身体のリズムがしっかりと
合っていたんだそうです。

それが、現代のグレゴリウス暦なる
「カレンダー」によってリズムが
乱されてしまうこともある、と。

一長一短があるのですね。

日々の生活、特に仕事においては、
現代のカレンダーにしたがうのは
仕方がないこと。

カレンダーを無視して月のリズムで
仕事するのは難しいことが多い。

じゃあ、どうすればいいのか?

結論から言うと、ミックスする。

まずは月の満ち欠けです。

新月のころは、夜空に月がないので、
夜が暗いのです。

逆に、
満月のころは、お月さまがいるので、
夜でもそこそこ明るい。

この「明るさ」が、精神面に
影響を与えると言われています。

月の引力がヒトや野生動物の出産に
関係していると言われるように、
無意識の部分で影響されてます。

海の近くに住んでいれば、
満潮、干潮の水位がそれこそ
目に見える形で変わりますし。

ちょっと回りくどくなりましたが、
月のタイミングで、あなたの身体も
影響を受けている、ってことを
知るだけで、変わります。

実際に影響があるので、
バイオリズムを観察してみるといい。

で、タイトルの
冬至と節分です。

冬至は、一年で昼の時間が一番短い。
太陽の光が一番少ないタイミング。

節分は、一年で一番寒い時期が終わって、
立春にからじょじょにあったかくなって
いくスタートの時期だそう。

どちらも、陰が陽に転換する時期。

だから何?と思うかもしれません。

あなたにとっては、そんなには
重要じゃないかもしれない。

ただ、こういった節目を意識すること。

それが、自分自身の身体への意識、
自分を取り巻く環境への視点を変えて、
より自然な生活への転換になります。

自然な生活と言っても、いきなり
極端なものではありません。

ちょっとした日用品を変えるだけでも
自然環境にプラスのことをしたと
思えるようになったりするものです。

別に、それを強制もしません。

やってみたければやってみればいい。

いまいちだったら、一回で終わりでいい。

フレキシブルなもんです。

社会の方向性は、とりあえずは、
多様性を受け入れるほうにいってますから、
どんなスタンスもあり、になってる。

話があちこちいきましたが、
今回のメインは、太陽と月のリズムを
生活の中に取り戻してみてはどう?
ってことです。

このお話、教えてくれたのは、
冨田貴史さん。
https://www.facebook.com/takafumitomita1320
(僕は完全な受け売り)

ここまでの内容は
1時間の講義のうちの5分の1くらい。

しかも、その1時間の暦の話でも、
やっと「まえがき」になるかどうか?
くらいの話だとか。

最終的に話がどこまで深く、広く
展開するのかわかりませんが、
知ってみたら、生活の質が少しでも
変化することは間違いないでしょう。

よくよく掘り下げてみると、
見過ごしていた日常の違う景色が
浮かび上がってきますよ。

ちなみに、節分は浄化のタイミングだそうで、
部屋をきれいにするとか、塩風呂に入るとか
するといいそうです。

心身を清めて春を迎えましょう。

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