須賀です。
生活環境に強制的な変化が起きる中で、
自分自身の立ち位置が、なんだか
「落ち着かない」感じもあるでしょう。
今まで当たり前、普通、常識だったことが
見直されて、どのスタンスが居心地がいいか?
を探っている段階かもしれません。
もしかしたら、あれもこれもイマイチ、
うまくいかないと思うかもしれない。
前進、後退、横滑り、
いろいろ選択肢はある。
いままでやってきたことを
さらにエネルギーかけてやる。
少し立ち止まって休憩する。
これまでの経験を活かして、
他の業種への応用を試してみる。
こういうアプローチですね。
これでうまくいく人はそれでいい。
でも、こういうのでうまくいかず、
「八方塞がり」とか思ったら、
どうしたらいいかわからなくなります。
この状態の解決法は、
「上」に行くことだそう。
人間の社会的、個人的な成長、発達は、
「螺旋(らせん)的」と考えられています。
螺旋階段ってありますよね?
ああいう感じで、くるくる回りながら
上に登っていくわけです。
それも、逆三角形の螺旋形。
なので、巻き貝のように、
最初はくるくるの横幅は小さいけど、
上に行くほど横幅(半径)が大きくなる。
上に登っていくほど、一周は長くなる。
ただ、上に行くといっても、
はしごをかけるように真上に登るのではなく、
螺旋をまわって上に登るのですね。
「八方塞がり」と感じる状態って、
どっちに行けば上につながるのか?
が、わからないような感じ。
自分がどっちの方向を向いているのか?
が見えなくなるというか。
巻き貝でもそうかもしれませんが、
螺旋の上に行くほど傾斜がゆるやかになって
上下の感覚がわからなくなるような。
ひょっとしたら、横に行ってるかも?
みたいになる。
回り道?堂々めぐり?とか。
こんなときに、なにが助けになるか?
おそらくは、真上を見ようとすること。
真上の段階はどうなっているのか?
自分はそこに向かっているのだろうか?
ってことを確認すること。
同時に、足元とその下の段階を見ること。
これまで辿ってきた道はどういうものか?
自分はどうやって成長・発達してきたのか?
ただし、
ここで重要なのは、人の成長・発達の
段階が「どのように進むのか?」の
客観的な指標があるかどうか?です。
以前に紹介したことがありますが、
自分がどの発達段階にいるのか?を
自己評価できるかがポイント。
こちら↓を参照
https://yamatosuga.com/archives/2882
でなければ、
どこまで登ってきたか?
次の段階はどんなものか?
が、わかりません。
これ、過去の段階については
自分が「通ってきた道」なので
わかりやすくなってます。
自分が今いる段階はだいたいわかる。
次の段階はうっすら見えているから、
なんとなくわかる、ような気がする。
さらにその上の段階は未知で意味不明。
こういう感じなんですよ。
いま、自分がどの段階にいるのか?
これからどの段階に進もうとしているのか?
を認識することが大事。
もちろん、
すべての人が上を目指すわけではない。
上の段階にはメリットもあれば、
それにともなうデメリットもあるので。
デメリットを重要視し、避けたいとして
現状に留まろうとする選択もあります。
上のリンクで紹介した段階分けで言うと、
4から5、5から6、6から7、への移行は
それぞれ苦しみもともなうのですね。
登ろうとするかどうか?は、人それぞれ。
みんながみんな成長欲求があるわけじゃない。
そもそも、段階を上がることを成長だと
思わないこともある。
で、考えてみてほしいのです。
ここまで読んだあなたは、
いったん立ち止まったのだと思います。
これから「上」の段階に登ろうとするか?
それとも、いまの段階にとどまるのか?
どうしようか?
どうしたらいいか?
判断は難しい状況です。
社会が混乱してますからね。
ただ、迷っているのなら、
一度、上を見てもいいかもしれない。
一段階上の人たちの思考がどんなものか?
その段階から見える景色はどうか?
それらが自分に馴染むかどうか?
馴染めなさそうなら今のところに
とりあえずはとどまればいいし、
行けそうなら行けばいい。
これも人それぞれのタイミング。
みんながみんなどうしろ、というのは
雑な提案になるので、あえてしません。
あなたがいま、どの状況にあって、
これからどこに向かうのか?
それを知りたければ、
まずは自問自答してみてください。
わからなければ、相談してください。
お力になれるかどうかわかりませんが、
少なくとも、
今どこにいるのか?の現在地を見て、
どこに行きたいのか?の目的地を見つけ、
カーナビ的にルート探索はできます。
気になったら、こちら↓へ。
https://ws.formzu.net/dist/S98910252/
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