調べる力

 
須賀です。

先月半ば、母校の臨海学校に水泳部OBの
指導者として参加してきたのですが、
そのとき、先生から面白い話を聞きました。

いまどきの生徒、わからないところがあると、
すぐに「答えを教えてください」と言うそう。

どういうことか?というと、自分で考えない。
また、自分で調べようとしないのです。

わからないことがあれば、すぐに人に聞いて
答えを教えてもらおうとする。

「ん、それって普通じゃない?」
と思う方もいるかもしれません。

もちろん、大人になって、日常生活では
いろんなことを人に聞くのは当たり前、
というのもわかります。

デパートで「トイレどこですか?」とかね。

でも、上のケースでは高校生の場合。
勉強の中で安易に答えを人に聞く、
という姿勢はいただけません。

大人の場合でも、実は同じことが起きます。

セミナーのサポートやフォローなどすることが
仕事柄ありますが、質問内容によっては、
「それ、Google先生に聞く内容では?」
というものがけっこうあります。

「セミナー会場ってどうやって探すの?」
みたいな、超初歩的な内容。

あとは、パソコンの使い方がわからない、
的なものもあります。

すぐに答えられるものであれば、こういった
内容にも対応して答えるのですが、やはり、
自分で調べればわかる、というものは、
そのように伝えることもあります。

ただし、重要なのは、ここから。

自分で調べない人の多くは、自分で調べる、
という習慣がまったくない場合が多いです。

わからないことはすべて人に聞く、という姿勢。

それがいいのか悪いのか?はわかりません。

でも、わかる人が見つからなければ、
ずっとわからないままになりますよね。

それでお手上げになってしまう。

ってことは、調べ方を教えてあげないといけない。

具体的にはどうするか?というと、
Googleの検索方法を教えるわけです。

これも特別難しいことはありません。

知りたい情報に関するキーワードを検索窓に入れ、
出てきた結果から5つくらいの検索結果を見て、
総合的に判断すればいい、ということ。

難しい?

検索でヒットした内容、トップに出てくれば
質問内容に近いはずなので、そのタイトルを見て
答えに近そうなものを選んで見ていけばいい。

でも、質問のキーワードがわからない?

としたら、一番知りたいことに関連する
キーワードを入れて、自動で提案される
ものを選ぶって方法もあります。

文字だけで教えるの、難しい気もしますが、
やっていくうちに慣れてくるもの。

具体的な商品やサービスの使い方については
それぞれのサポートに聞けばいいとは思いますが、
もっと初歩的なこととか、周辺情報が知りたい
ときには、積極的にGoogle先生に聞きましょう。

基本的に、わからないことって、ないです。

では、また。

 

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