須賀です。
あなたにとって、もっとも重要な人間関係は、誰とのものでしょう？
ここで除外してほしいのは、両親と子供。
両親はまだいいとして、成人していない子供は外して考えてくださいね。
先に、
よく言われているこの言葉を紹介しておきます。
あなたの年収は、
あなたがもっとも長く時間を共有している
5人の人の平均年収に近づく
ってやつです。
最近、お金の話が多いですねって言われそうですが、
ここで言う「年収」はひとつの象徴と理解してください。
もちろん、
年収1000万円になりたかったら、年収1000万円の人とすごす時間を増やし、
年収1億円になりたかったら、年収1億円の人とすごす時間を増やし、
年収10億年になりたかったら、年収10億円の人とすごす時間を増やす。
そのストレートな解釈は、けっこう現実的らしいです。
最近流行りの認知科学で言うところの「臨場感」ってやつで、
それぞれの年収の人達が見ている世界を見て、体験することで、
自分自身もその世界の住人に近づいていくって理屈ですよね。
この「臨場感」がキーワードです。
「臨場感」って、大辞林では、
あたかもその場に臨んでいるような感じ
と説明されています。
漢字の意味をそのまま並べただけですね（笑）。
臨場感のある、なし、がどうやったらわかるのかというのはですね、
HUMAX（ヒューマックス）シアターに行けばわかります。
普通の映画とくらべて、HUMAXシアターで見る映画は臨場感が断然高い。
さて、タイトルの
人間関係を「更新」する
ってことについて。
人間関係が更新されていないと、
見て、聞いて、感じて、考える、その世界が、
変化しません。
ずーっと同じよーな感じになっているはずです。
古くからの友人と、
いつもの場所で待ち合わせて、
いつものカフェに行って、
いつもと同じような話をして、
いつも通りの結論が出て、もしくは出なくて、
いつもように「またね」で別れます。
これはこれでいいと思いますよ。
安心するでしょう。
だけど、これを繰り返して、あなたは進化や成長を感じられるのでしょうか？
あなたが進化や成長を感じたいと思うなら、
人間関係を更新する必要があります。
昔からの、長い人間関係ほど、見直したほうがいいでしょう。
師匠、メンターとして慕っている人、
気のおけない友人、知人、
以心伝心のパートナー、スタッフ、クルー、アシスタント、
長く応援してくれているファン、サポーター、支援者、
などなど。
それから、配偶者も。
つきあいが長ければ長いほど、
接する頻度が高ければ高いほど、
相手の重要度を必要以上に高く見積もっているはず。
その人間関係をいきなりスパッと断ち切る必要はありませんが、
それに左右されない、
新しい人間関係を取り入れる必要は、誰にでもあるでしょう。
簡単に言えば、
この人のようになりたい、
この人から学びたい、
この人と一緒に仕事がしたい、
そういう人を探して、
なるべく多くの時間が共有できるように、
つまりは、その人が見て、聞いて、感じて、考えている世界を
同時に体験できるようにしていくこと。
そうすることで、
なりたい理想の相手が体験しているその世界に、
自分も存在しているんだと感じられる、
その臨場感が得られるようになる。
あなたが新しい世界に行ったとしたら、
当然、新しい世界にすでに住んでいる人たちとすごす時間が長くなるはず。
で、その新しい世界に行きたいのなら、
先に、その世界に住んでいる人と同じように行動しておけばいい。
そのためには、人間関係が「更新」される必要がありますよね。
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2014/02/15
発行者：須賀和
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