あなたは普段、ゼロを意識するでしょうか？
ゼロと聞くと、もしかしたら、
0点をイメージして、最悪の結果と思ってしまうかもしれません。
僕は違うイメージを持っています。
ゼロはニュートラルなもの。
プラスでもマイナスでもない、
ポジティブでもネガティブでもない、
フラットな、冷静な、穏やかな、
もっともクリアな状態です。
なんでもかんでもポジティブな意味づけをするのではなく、
もちろん、
ネガティブに陥ることなく、
そのままで見て、体験して、
どうするか考える。
なんかこういう、
ゼロのスタンスが必要なこともあるかな？
と思うんですよ。
どんなときに思うか？
それは、
ポジティブな人ばかりが集まっているときです。
こういうとき、
その集団のプロジェクトは夢物語になります。
「うまくいったときの理想像」しか見えない状態なので、現実から離れる。
それはそれで、
モチベーションが上がったりするので、
いいところもありますが。
ここもバランス。
ポジティブばかりではなく、
逆の視点からのネガティブも必要。
ネガティブ視点が事前にあるからこそ、
予めの対応ができるようになる。
チームやプロジェクトの話だけでなく、
自分自身でも同じことです。
ポジティブばかりの楽観論でいつも行動するのは、
無駄な失敗からのロスも大きいはず。
そこに、
うまくいかない理由を投げかける、
ネガティブな疑いを入れることで、
理想論が現実味を帯びる。
そういうことって、
あると思います。
ポジティブが絶対的な善ではなく、
ネガティブが徹底的に排除される悪でもない。
どちらもバランスよく、
共存して、
うまく使いこなせるように。
どちらか一方に寄りすぎない、
ゼロに近いスタンスでいられたら、
きっと、楽ですよね？
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Mail from Yamato Suga
2015/06/20
発行者：
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#ビジネスプロデューサー 須賀和
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