須賀です。
あなたは「現実」を知って、ショックを受けることありませんか?
あの人、こうだと思ってたのに、案外こんななんだぁ…
って幻滅するとか、軽蔑したりとか、
そういうことってありますよね?
人に対してだと、
こんな拝金主義者なのかよ、とか、
目下に対しては高圧的なんだぁ、とか、
追い込まれるとやたらテンパる、とか、
いい人そうに見えて腹の中はドス黒い、とか、
ハッタリをかましておいて結局はできない、とか、
いろんなパターンがあります。
僕自身もそう思われているケースがあるんだろうなぁ、
と感じることもあります。
もっとわかりやすく言えば、
ネットショッピングで買った商品が手元に届いたときに、
「イメージと違ったな…」
っていうのに近い。
僕は最近、あるジャンルのことについて、
時間をかけて突っ込んで調べているんです。
調べれば調べるほどに、
そのジャンルの素晴らしさがわかると同時に、
また、このジャンルはクソだな…、
と感じる部分も出てきます。
当然と言えば当然です。
知らなかったことを知る、というのは、
そういうことでしょう。
片思いの相手に対して、妄想が膨らみに膨らんだ状態で、
いざデートして一日すごしてみたら、
「こんなはずじゃなかった…」
っていうのと似ています。
(最近そんなことが僕自身に起きたということでは決してありませんよ)
要は、業界やジャンル、また、片思いの相手にしてもそうですが、
自分がそれまでに見ていたものっていうのは、
氷山の一角にすぎない。
しかも、全体像を勝手に美化して想像している。
その下にある、見えていなかった部分を見てみると、
それまでには知らなかった素晴らしさも発見できるし、
同時に、幻滅したり軽蔑したりするような現実も見つかる。
結局のところ、どう折り合いをつけるのか?
という話ですよね。
見たくなかった部分にフォーカスを当てて、
「こんなんだったらもういいよ」
と、なかったことにしてもいいし、
新たに見えた素晴らしい部分にフォーカスして、
「いろいろあるけど、やっぱいいよね」
と解釈してもいい。
どちらがいい、悪いということではなくて、
そのもの自体を「全体的に」どう捉えるのか?
そこなんじゃないかと思います。
マイナスな部分について、
「そのひとつがあるせいで、他の素晴らしさが台無しだ!」
となるかもしれない。
「そういうところもあるけど、かえって人間らしくていいのかも」
と思えるかもしれない。
ま、ケース・バイ・ケースです。
人に対してだけでなく、
仕事、ビジネスを選ぶときにも同じでしょう。
数日後には、たくさんの企業に新入社員が入るでしょう。
彼ら、彼女らは、ある程度の期待を持って入社する。
でも、入社したあとに、
「こんなはずじゃなかった…」
と思う場合もある。
そこでどう考え、どう行動すると決めるのか?
ですよね。
入社してみたらブラックだったけど、
それもひとつの経験として、いっちょやってみようと思ってもいいし、
1日でも早く辞めたほうがいい、時間のムダだと思ってもいい。
根気、根性、という言葉だけでは片付かない事情がある場合もある。
(日本人は根性論が基本的に好きなんだと、僕は感じています)
入社して3日で辞めた、といったときでも、
その事実だけでなく、理由を見る必要があります。
思い込みや期待。
それが揺らぐ場面っていうのは、しょっちゅうあります。
それにどう対応するのか?
そこで人間性が問われるんじゃないかと。
「あ、こいつ、思ったよりイヤなヤツだったな…」
と感じたからといって、適当な仕事をしたとしたら、
それこそ、あなた自身の信用がガタ落ちになります。
『誠実さを補うスキルはない』
という言葉が、
また僕の頭に浮かんできています。
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Mail from Yamato Suga
2014/03/27
発行者:須賀和
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