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インテグラルな生き方

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『インテグラル理論』を読み終えました。
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久しぶりに一気読みしましたが、
本当に著者のケン・ウィルバーさんは
頭のいい人なのですね。
 
広大で深遠な理論を、よくぞここまで、
というレベルのわかりやすさでまとめて
くださっています。
 
もちろん、訳、監訳のお二人のお力も
あるとは思います。
 
よくあることなのですが、
哲学的な思索をする人など、高度な
学問を探求している人ほど、一般人にも
理解できるような言葉で説明しません。
 
株や不動産、マーケティングもそうですが、
専門知識に長けた人は専門用語を使いたがり、
普通の人にわかるような言葉を使わない。
 
なぜか?
 
それが自分の階級を守るために必要だから。
 
参入障壁を高めることで、
誰もが使える形にしないのですよ。
 
それはそれで、本人たちの生存に関わる、と
思い込んでいる部分なのでしかたのないこと。
 
とやかく言ってもしょうがない。
 
もちろん、みんながみんなすべてを理解する
必要はないので、問題はないのですが。
 
だけど、自分のやっていることを、
中学2年生でも理解できるレベルで説明できないと、
それに興味をもってくれる人も生まれない。
 
すると、のちの人材育成に失敗するのです。
 
目の前に自分の利益にばかり着目すると、
長期的な大きな利益を失うって仕組みですね。
 
で、この『インテグラル理論』の本の内容です。
 
英語の原題は『A THEORY OF EVERYTHING』
つまり、「万物の理論」なのです。
 
インテグラルって言葉は高校数学の積分で
使われてたので苦手意識の強い方が多いはず。
(もちろん、僕もそのひとりです…)
 
でも、インテグラルは「統合」という意味で、
万物の理論の意図は、すべての理論の統合、
というか、すべての統合ってことなんですよ。
 
本を読んでもらえたらわかるのですが、
要は、この世にあるすべての「○○学」を
統合したら、根っこにどういう考え方があるか?
を解き明かしてくれている感じです。
 
もっと言えば、この宇宙全体を統合する。
 
いきなりそこまでいくと理解不能だと思います。
 
極端な言い方かもしれませんが、
ケン・ウィルバーさんは、これまでに出版された
ありとあらゆる本を読んだのでしょう。
 
その内容をまとめてくれてる感じです。
 
西洋で発達した哲学と、
東洋で発達した哲学と、
他にも近代のいろんな学問とを
融合し、統合するとどうなるのか?
 
その全体像を地図として見せてくれている。
 
ポイントは4つの象限です。
 
・個人の内面
・個人の外面
・集団の内面
・集団の外面
 
これら4つが統合されること、
それぞれが発達(進化・成長)していくことが
重要だと述べています。
 
それぞれが発達していくと、
各個人の自己中心性が下がっていき、
包容力が高まっていきます。
 
究極的には、愛と慈悲に満ちた世界が
実現されるわけなんですよ。
 
だけど、その道のりはけっこう遠いのです。
 
というのも、人には発達の段階というものが
あってですね、みんながみんな。同じ話をして
同じように理解してくれるはずがないのです。
 
だから、それぞれの発達の段階に応じて、
しっかりと受け取ってもらえるようにしながら
健全に発達を促すことで全体を底上げする。
 
そういうアプローチが必要なんですね。
 
なにをどこから手を付けるのがいいか?
わからないのですが、今日のところは、
とりあえず、読後の感想というか、
シェアを書いてみました。
 
個人的な感想としては、
この『インテグラル理論』だけでは不十分。
 
やはり、『進化の構造』からしっかりと、
理解を深めてシェアしていく必要があります。
 
『インテグラル理論』は入門書でした。
 
でも、そこに気づかせてくれたわけです。
 
全体像を見せてくれた。
 
次に必要なのは、具体的な行動です。
 
ここから始めていきましょう。
 
では、また。

#インテグラル理論
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